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Lightship VPS

Lightship VPSの概要

Visual Positioning System (VPS) により、8th Wallの開発者はユーザーの位置と向きをセンチメートルレベルの精度で、数秒で認識することができるようになりました。 8th Wallプラットフォームを使用することで、WebARプロジェクトでVPSを使用し、現実世界とデジタル世界をつなぐロケーションベースのWeb AR 体験を作成することができます。 WebARコンテンツは場所に固定することができ、仮想オブジェクトがその空間と相互作用することを可能にします。 これにより、拡張現実の体験はよりパーソナルで、より有意義で、よりリアルに感じられる、ユーザーが自分の周りの世界を探索する新たなきっかけとなります。

Wayspotsの管理

Geospatial Browserは、プロジェクト内で左メニューの地図アイコン (下図の#1) を選択することでアクセスできます。 このページでは、マップビュー (#2) を使ってVPSが有効なNiantic Wayspotsを探すために使用します。 VPSが有効な場所を選択すると、その場所の3Dメッシュが表示される (#3) ので、正しい場所を選択したことを確認し、プロジェクトに追加します (#4) 。

ConsoleGSB

Wayspotsをプロジェクトに追加すると、Geospatial Browserの "Project Wayspots" テーブルにWayspotsが表示されます (下図では #1 と注釈されています) 。 ”Project Wayspots" テーブルにWayspotが表示されたら、"ダウンロード"ボタン (#2) から3DメッシュのGLBまたはOBJ (切り替えは#3) をダウンロードし、Blenderなどの他社製3Dソフトウェアアプリケーションで開くか、8th Wallプロジェクトに直接取り込むことができます。 プロジェクトコードでWayspotsを参照する場合、"Project Wayspots " テーブルから "Name"フィールド (#4) をコピーする必要があります。

ConsoleGSBManageWayspots

プロジェクトで使用したい場所がWayspotsとして利用できない場合、 新しいWayspotの作成 セクションの指示に従って、Wayspotsの場所をNianticに提出することができます。

新しいWayspotの作成

  1. 新しいWayspotを作成する場所を地図上で選択します。 (Wayspotを作成するのに適した場所の選択については、Wayspotの条件 を参照してください) 。

  2. Wayspotの作成:"Create Wayspot "ボタンをクリックすると、新しいWayspotを作成するプロセスが開始されます。

ConsoleCreateWayspot

  1. 重複の確認:新しいWayspotを作成する前に、同じWayspotが既に存在しないことを確認することが必要です。 希望するWayspotの位置をすでにマップ上にある他のWayspotと比較し、重複していないことを確認します。 重複したWayspotでない場合は、"Wayspotは重複していない" にチェックをし、"次へ" ボタンをクリックして続行します。

ConsoleCreateWayspotNoDuplicate

  1. Wayspot情報の追加:Wayspotのメタデータは、Geospatial Browserを使用している開発者やエンドユーザーが見ることができます。 NianticのTrust & Safetyチームは、提供された情報を使用して、Wayspotが一般公開される基準を満たすかどうかを判断します。 作成するWayspotの以下の情報を追加したら、"送信"ボタンをクリックしてください:
  • タイトル(125文字)
  • 説明文(250文字)
  • カテゴリー(1つ以上)
  • 画像(ある場合)
  1. あなたのWayspotはすぐにGeospatial Browser の Wayspot Submissionsタブに追加され、タイプは"Pending"、ステータスは"Not Activated"になります。 このWayspotを「公開」するためのリクエストが処理されている間、このWayspotのスキャンとアクティベーションを継続することができます。 Wayspotのタイプやステータスについてはドキュメントの Wayspotタイプ セクションで詳しく説明されています。

Niantic Wayfarerのインストール

iOS

Niantic Wayfarer Appは、iOS 12以降とiPhone 8以降で利用可能です。 LiDAR搭載端末である必要はありません。

Niantic Wayfarerアプリのインストールは、iOS端末で Testflight for Niantic Wayfarer (8th.io/wayfarer-ios) へアクセスします。

Android (ベータ版)

Niantic Wayfarer Appは、ARCoreパッケージが必要です。

Niantic Wayfarerアプリのインストールは、Android端末の Niantic Wayfarer (8th.io/wayfarer-android) にアクセスすることで可能です。

Niantic Wayfarerの使用

Niantic Wayfarer Appで、Public Wayspots にスキャン情報を追加するだけでなく、Private Scans を作成することも可能です。

アプリをインストールしたら「Login with 8th Wall」ボタンを押して、8th Wallの認証情報でログインしてください。

複数のワークスペースにアクセスできる場合は、プロフィールページの「8th Wall Workspace」のドロップダウンを押して任意のワークスペースを選択してください。

ログインページプロフィールページ
wayfarer app loginwayfarer app profile

マップページで、公共のWayspotにスキャンデータを追加する場合はWayspotを選択し (1) 、プライベートスキャンをワークスペースに追加する場合は「Scan」を選択します (2) 。

推奨される[スキャン方法](#scanning-technique) を用いてスキャンをしてください。

マップページスキャニングページ
マップページスキャニングページ

スキャンが完了したら、公開・非公開のいずれかを選択し、アップロードします。

スキャンタイプスキャンアップロード
スキャンタイプスキャンアップロード

スキャンの処理には15~30分程度かかることがあります。 処理が完了するとGeospatial Browserにスキャンデータが表示されます。

スキャンや処理に関する問題は、support@lightship.devまでお問い合わせください。

Wayfarerアプリの使い方は、Lightshipドキュメントに詳しく記載されています。

スキャニング技術

スキャンされたVPSは、直径10m以下の大きさである必要があります。 例えば典型的な像であればVPSのWayspotとして機能します。 しかし建物全体は機能しません。 建物の正面や入り口部分などであれば有効かもしれません。 まずは小さな面積 (例:机、像、壁画など) から始めてみることをお勧めします。

スキャンする前に周囲の状況を把握し、スキャンする場所へのアクセス権があることを確認してください。

  1. スキャンするエリアとスキャン対象物の周囲を確認し、障害物の有無やスキャンルートの選定を行います。 スキャンするルートを事前に決めておくと良いです。
  2. カメラのピントが合っていることを確認してください。 手ブレは3D化に悪影響を及ぼす可能性があります。 手ブレを防ぐために、なるべく端末を自分に近づけてください。 一箇所に立ってスマホを動かすのではなく、スキャンする対象物の周りを歩いてみてください。
  3. ゆっくりとした散歩のような自然なペースで歩いてください。 スキャン中はゆっくり、スムーズに動きましょう。 急な方向転換は絶対にNGです。 地面に足をつけてゆっくり、スムーズに移動しましょう。 暗い場所でスキャンする場合は、ゆっくり動くことがさらに重要です。 移動中は端末も一緒に移動させましょう (カニ歩きをイメージしてください) 。
  4. Wayspotは常にフォーカルポイントであるべきです。 マップを作るにはWayspotに焦点を当て、その周囲360°を撮影することが重要です。 安全ではない場合や、360°をカバーすることが難しい場合は可能な範囲でスキャンしてください。
  5. 距離・角度を変える(0~10mまたは0~35ft)。 3Dマップを様々なシナリオでうまく機能させるためには、Wayspot周辺の環境をキャプチャし、複数の異なるスキャンを行うことが重要です。 Wayspotをスキャンする際には、距離や角度を変えることが重要です。

推奨するWayspotスキャンテクニックの動画です:

スキャンする際に避けるべきこと

  1. 道路の真ん中や、子供のいるの遊び場など、周囲が安全でない状態でのスキャンは避けてください。
  2. Wayspotが遠すぎる (10m以上 / 35フィート以上) 、または大きすぎてカメラの焦点を合わせられない場合はスキャンを避けてください。
  3. 何気なく散歩やジョギングをしているときにスキャンするのは避けましょう。 Wayspotを常に焦点として維持することが重要です。
  4. 蛍光灯や太陽など、非常に明るいものに端末を向けないようにします。
  5. スキャン中に動かなかったり、速く動きすぎたりしないようにしてください。 急激な動作は3D化する際にズレを生じさせます。
  6. 端末が熱くなるような場合はスキャンを避けてください。 デバイスの温度が上がりすぎると、デバイスのパフォーマンスが大きく低下し、スキャンに悪影響を及ぼします。
  7. 不完全に見えるスキャンや、スキャンしたいものを代表するものではないスキャンデータをアップロードすることは避けてください。

Private Scans

Private Scansは、1つのメッシュを1つのワークスペースでのみ利用でき、VPS体験を開発・テストするためのものです。 Private Scansは、Public Wayspotが申請中の間にVPS体験の開発およびテストするための優れたソリューションですが、公開されたプロジェクトでの使用は許可されていません。

プライベートスキャンは、Niantic Wayfarerアプリを使用して作成します。 8th Wallの認証情報を使用してWayfarerにログインし、Profileページから正しいワークスペースが選択されていることを確認します。 Private Scansは、スキャンとアップロード時に選択された8th Wallワークスペースでのみ利用可能です。 スキャンを別のワークスペースやLightshipアカウントに移動することはできません。

Wayfarerアプリで「Scan」を選択し、エリアのスキャン をします。

プライベートスキャンは60秒以内にしてください。新しいメッシュは60秒ごとに生成されるので、120秒スキャンすると2回のプライベートスキャンが行われます。 プライベートスキャンはすべて unaligned です。

処理後は、Geospatial Browserの「Private Scans」タブから、メッシュをプレビューしたり、プロジェクトに追加したりすることができます。

Private Scansタブ

Private Scansの処理に失敗した場合、再スキャンが必要になる場合があります。 詳しくは support@lightship.dev までお問い合わせください。

Wayspotの種類

Geospatial Browserでは、4種類のWayspotsが表示されます:

タイプアイコン説明
PublicWSPublic"Public" Wayspotは、NianticのTrust & Safetyチームによって承認され、安全性と公共のアクセス性という必要な基準を満たしたものです。 これらのWayspotsは、公開されたプロジェクトで使用することができます。
PendingWSPending"Pending "Wayspotは、NianticのTrust & Safetyチームによって、安全性と公共性の必要な基準を満たすかどうかが審査されています。 このプロセスは最大2営業日かかります。 審査の完了を待っている間、保留中のWayspotsをスキャンして試すことができます。
RejectedWSRejectedNianticの信頼と安全に関する審査に落ちたか、既存のウェイスポットと重複しているか、あるいは他の理由でNianticが許可しない場合があります。 これらのWayspotsは、プロジェクトに追加することはできません。
PrivateWSPrivate"Private" Wayspotは、NianticのWayfarerアプリを使ってその場所をスキャンすることで、ワークスペースにのみアクセスできます。 Private Wayspotは開発中の使用を目的としたもので、公開されたプロジェクトに含めることはできません。

Wayspotの作成に関するご質問や問題、既存のWayspotのステータスについては、support@lightship.devにお問い合わせください。

Wayspotのステータス

Geospatial Browserでは、Wayspotsの5つの異なるステータスが表示されます:

ステータスアイコン説明
Not ActivatedWSNotActivatedステータスが「Not Activated」のWayspotは、その場所に対してスキャンが提出されていない状況です。 アクティベーションを要求する前に、その場所で最低10回の実行可能なスキャンが提出される必要があります。 スキャンが 1 回送信されると、Wayspotのステータスは「Scanning」に変わります。
ScanningWSScanningステータスが「Scanning」のWayspotは、その場所に対して少なくとも1回のスキャンが提出されています。 アクティベーションを要求する前に、その場所に対して最低10回の実行可能なスキャンが提出される必要があります。
ProcessingWSProcessingステータスが「Processing」のWayspotは、アクティベーションのリクエストが提出されており、アクティベーション処理が完了するまで「Processing」のステータスが表示されます。 通常、アクティベーション依頼は4時間以内に完了します。 手続きが完了するとメールが届きます
ActiveWSActiveステータスが「Active」のWayspotは、VPS for Webを使用してWebARコンテンツを作成するプロジェクトで使用することができます。
FailedWSFailedステータスが "Failed "のWayspotは、アクティベーションプロセス中に問題が発生しました。 これは、VPSの設置場所に適していない、スキャンが不十分、データが破損しているなど、さまざまな要因が考えられます。 残念ながらこのWayspotはVPSを使ったWebARコンテンツの作成には使用できません。 8th Wallプロジェクトで使用する新しいWayspotを探すことをお勧めします。

Wayspotのスキャン、アクティベーション、ステータスに関するご質問や問題については、support@lightship.devまでお問い合わせください。

Wayspotの条件

Wayspotは、以下の条件を満たした場合のみ承認され、一般に公開されます:

  • 永続的な物理的、有形、識別可能な場所や物体、または地域を示す物体である。
  • 安全で、歩行者が一般的ににアクセスできること (屋内または屋外) 。
  • タイトル、説明文、写真に正確な情報が含まれていること。

WayspotsがVPSでより良いパフォーマンスを発揮するのは、以下の条件も満たしている場合です:

  • 直径10mの球体に収まる、明確なフォーカルポイントを持つこと。
  • 特徴的で一貫性のある外観であること。 (例: 砂浜や、可動式の家具がある混雑したパティオスペースではうまくいきません) 。
  • 反射したり透明なものは最小限である。

Wayspotの数

8th Wallプロジェクトに関連付けられるWayspotsの数に制限はありません。 Wayspotは、VPSサービスを通じてサーバーサイドにローカライズされます。

Wayspotトイベント

8th Wallは、Project Wayspotのライフサイクルの様々な段階 (スキャン、発見、更新、紛失など) でイベントを発します。 Webアプリケーションでこれらのイベントを処理するための具体的な手順については、APIリファレンスを参照してください:

Wayspotの品質

WayspotがVPS公開されると、NianticはGeospatial Browserに品質評価を表示します。 Wayspotの詳細には「Fair Quality」または「Good Quality」のいずれかが表示されます。

Wayspotのクオリティとは、Wayspotがいつでもローカライズできる能力のことです。 あらゆる種類の照明で複数のスキャンを行ったWayspotは品質が高くなる傾向があります。 必要最小限のスキャン、または1種類の照明でのスキャンが大半を占めるWayspotは、品質が低くなる傾向があります。

品質評価は自動化されたプロセスであり、Wayspotの実際の性能を反映していない場合があります。 品質を見極めるには、自分で試してみるのが一番です。

Wayspotアライメント

アンアライン警告は様々な理由で発生し、メッシュに対するローカライズが保証されないことを意味します。 メッシュはローカライズのためにうまく機能するかもしれませんが、この警告はメッシュが実験的なものであり、自己責任で使用されるべきものであることを示しています。

注意: プライベートスキャンはすべてunalignedです。

Lightship VPSの有効化

WebARプロジェクトでVPSを有効にするには、enableVPStrueに設定する必要があります。

A-Frameプロジェクトの場合、<a-scene>xrwebコンポーネントでenableVps: trueを設定します。

AFrame以外のプロジェクトでは、エンジンの初期化時にXR8.XrController.configure()の呼び出しでenableVps: trueを設定してください。

例 - AFrame

<a-scene
coaching-overlay
landing-page
xrextras-loading
xrextras-runtime-error
...
xrweb="enableVps: true;">

例 - AFrame以外

XR8.XrController.configure({enableVps: true})
// 次に、8th Wallエンジンを起動します。

VPS FAQ

Lightship VPSとは?

Lightship VPS (Visual Positioning System) は、アプリケーションが ユーザーのデバイスを実世界の場所にローカライズすることを可能にするクラウドサービスです。これにより、ユーザーは永続的なARコンテンツと対話することができ、新しい没入体験を提供します。 VPSは、Nianticのクラウド上に存在する地図データを参照することで端末の位置と向き (ポーズ) を決定します。

VPSの仕組みは?

デバイスがVPSサービスを呼び出すと、サービスはユーザーのデバイスからのクエリ画像とGPSの位置情報を入力として受け取り、その場所に存在する地図を使用してローカライズすることを試みます。 位置特定に成功すると、送信された画像のタイムスタンプに対応する端末の位置と向き (ポーズ) を返します。 VPSクエリ画像を撮影してからVPSサービスから応答を受信するまでに時間差があるため、移動中でも正確に位置を特定するためには、デバイスにモーショントラッキングシステムを搭載することが必要です。 VPSサービスがデバイスに姿勢推定値を返す際、デバイスのトラッキングシステムによる姿勢の差分をローカライズ応答に追加することで、リクエスト中にデバイスがどのように動いたかをVPSが把握できるようにします。

スキャンとは何ですか?

プレイヤー、開発者、測量士からのARスキャンは、Nianticが世界のARマップを構築するための基本的な材料となるものです。 ARスキャンは、Pokemon Go、Ingress、Wayfarer Appの内部で使用されているモジュールであるNianticのARスキャンフレームワークを使って記録・アップロードされ、ARDK 2.5以降で開発者が統合できるようになりました。 各ARスキャンは、加速度計やGPSセンサーからのサポートデータを含む一連のビデオフレームで構成され、複数の2D画像から世界の3Dモデルを構築します。 ARスキャンは、Nianticが現実世界の場所のマップメッシュを構築するために使用されます。

マップとは何ですか?

VPSの用語では、マップは、VPS APIが呼び出されたときにデバイスをローカライズするために使用されるデータアーティファクトです。 マップは画像を入力として受け取り、位置と向きを出力として返す関数と考えることができます。 ある場所に対応するマップは、その場所でアップロードされたスキャンデータから作成されます。 VPSのマップは人間が読めるものではありません。

メッシュとは何ですか?

VPSの用語では、メッシュは現実世界の場所や物体の3Dモデルです。 メッシュは、物理的な空間や物体を詳細に表現するもので、場所の様子を理解したり、AR コンテンツのauthoringの参考にしたりするのに便利です。 メッシュは、一部のアプリケーションでトラッキングの目的で使用することもできます。 マップのように、ある場所に対応するメッシュは、その場所でアップロードされたスキャンから作成されます。 メッシュは、人間および機械が読むことができます。

VPSはどこで使えるのですか?

VPSは、10万カ所以上のリアルワールドで利用でき、日々、拠点が追加されています。 VPSでロケーションを利用するためには、そのロケーションで十分な量のARスキャンデータがアップロードされ、VPSアクティベーションプロセスを完了する必要があります。

VPSのアクティベーションはどのように行われるのですか?

ロケーションがVPSアクティベーションの対象となるには、最低限品質チェックに合格したスキャンが10回以上アップロードされたロケーションで最も古いスキャンと最新のスキャンの時間差が少なくとも5時間でなければなりません。 これらの要件は、結果として得られるマップメッシュが十分に高品質で、ユーザーが確実にローカライズできるように十分なバリエーションを捉えていることを保証します。 VPSのアクティベーションプロセスは、NianticのARマッピングインフラ上で実行され、多くの複雑なステップを伴います。 Wayspotの対象スキャンのプールから、アルゴリズムがマップとメッシュの構築に使用するスキャンの大部分を選択し、残りの一部は検証およびローカリゼーションの品質測定に使用します。 アクティベーションの完了には通常数時間かかります。

VPSのアクティベーションが完了した後、自分のスキャンデータを見ることはできますか?

アクティベーションでは、アップロードされたスキャンから作成されたマップメッシュを、可能な限り多くの情報を取り込むために融合されます。 開発者がコンテンツを作成し、ユーザーがローカライズするために使用される最終製品は、多くの異なるソースからのスキャンで構成されています。 スキャンデータは、その場所をより包括的に表現するために混合されます。 そのため、その場所でアップロードされるスキャンと、VPSアクティベート後に作成されるマップとメッシュの間には一対一の関係がありません。

すでにアクティベートしているロケーションに、さらにスキャンを追加することは可能ですか?

場合によっては、開発者は、その場所のマップメッシュの品質と範囲を改善するために、以前にアクティベートした場所に追加のスキャンを追加したい場合があります。 Wayspotが「 reactivation」の対象となるには、前回のアクティベート化以降、少なくとも5回の追加スキャンがアップロードされている必要があります。 重要なのは、既存の融合マップに新しいスキャンを追加することはまだできず、reactivationのプロセスでは既存のスキャンに新しいスキャンを組み込んだ新しい融合マップを構築する必要があるということです。

新しい拠点のVPSアクティベーションを依頼するにはどうすればよいですか?

ロケーションにVPSアクティベーション要件を満たすだけのスキャンがアップロードされると (少なくとも合計10回のスキャン、最も古いスキャンと最新のスキャンの間に少なくとも5時間の時間差がある) 、開発者はWayfarer AppまたはGeospatial Browserでロケーションを選択し「アクティベーション」ボタンを押すことでVPSアクティベーションをリクエストできます。 これにより、その場所がアクティベーションのキューに追加されます。 通常、アクティベーションリクエストは4時間以内に完了します。 また、デベロッパーは5回の追加スキャンをアップロードすると、既存のロケーションの再アクティブ化を要求するオプションがあります。

VPSは夜間や悪天候でも動作しますか?

VPSは視界が良好なときに効果を発揮します。 VPSを使った体験を成功させる可能性を最大化するためには、さまざまな 条件 (例:異なる時間帯、異なる天候など) を幅広くカバーする多くのAR スキャンをアップロードすることが最善となります。 雨が多い場所での体験を構築する場合、雨の日のスキャンがあると非常に便利です。

ARスキャンやVPSには、LiDARセンサーを搭載したスマホが必要なのでしょうか?

ARスキャンやVPSではLiDARは必要ありません。